ご挨拶 |
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この度、 日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会第14回学術大会を、 2020年6月20日(土) ~21日(日) の2日間、 昭和大学(旗の台キャンパス)上條記念館にて開催させていただくこととなりました。学術大会テーマは「ポスト80%のジェネリック医薬品・バイオシミラー促進を考える」です。2020年9月までにジェネリック医薬品の使用促進の政府目標80%(数量ベース)は、すでに2019年3月時点で調剤メデイアスデータでは77.7%に達していることより、あと一息というところまで来ました。 |
このため第14回学術大会では80%の目標達成後のジェネリック医薬品、バイオシミラーのさらなる使用促進について皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。 |
第14回学術大会では、大会長講演として学術大会テーマの「ポスト80%のジェネリック医薬品・バイオシミラー促進を考える」をはじめとして、以下のさまざまなシンポジウムを企画しております。「ジェネリック医薬品ポスト80%を見据えて」「ジェネリック医薬品の原薬の品質確保」、「地域フォーミュラリー」「バイオシミラーのレギュラトリーサイエンス」「生物学的同等性の最新動向」、「2020年診療報酬改定と薬剤師の役割」、「薬機法改正と薬物療法の適正化」など。 |
思い返せば、弊会は2003年9月より日本ジェネリック研究会としてスタートし,2007年より日本ジェネリック医薬品学会に移行しました。そして2017年4月より学会名を日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会へ改めました。このように弊会はジェネリック医薬品、バイオシミラーの普及促進に当初より一貫して取り組んでおり、ジェネリック医薬品・バイオシミラーの発展を20年近くにわたり見守ってまいりました。 |
現在、弊会は学会誌「ジェネリック研究」の発刊、Web 上での「ジェネリック医薬品情報検索システム(GIS)」、「かんじゃさんのくすり箱」などの情報提供活動、各種セミナー活動、バイオシミラー分科会、品質評価委員会、制度委員会、流通委員会、国際委員会などの各種委員会活動を通じて、ジェネリック医薬品とバイオシミラーの普及に微力ながら貢献しております。本学術大会は年1回、学会活動の成果や今後の課題を検証する重要な機会となっております。ぜひ関係者のみなさまの積極的なご参加をお待ちしております。 |
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2020年2月吉日
第14回日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会学術大会
大会長 武藤 正樹
(国際医療福祉大学大学院教授) |