| 日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会は、2003年9月に医師、薬剤師、患者といったユーザーを中心に、ユーザー視点でジェネリック医薬品の健全な育成を進めることを目標として発足いたしました。 |
| 発足以来、学術大会開催、学会誌の発行、制度部会、バイオシミラー分科会、東日本大震災時のジェネリック医薬品供給支援、配合剤統一ブランド名の提案などの活動を行いながら学会は着実に発展を遂げてきました。 |
| その活動の甲斐もあり、2025年現在、ジェネリック医薬品の使用率は88%を超え、いよいよジェネリック医薬品90%時代が目前です。これにより当初の目的であったジェネリック医薬品の普及と啓発は一定の成果を達成したものと考えられます。 |
| 一方で、現在ジェネリック医薬品、バイオシミラーを取り巻く問題が解決したとは、まだ言えない状況でもあります。特にジェネリック医薬品の供給不安は、2021年のジェネリック企業の品質不祥事発生から5年が経過しても、いまだ限定出荷、欠品が一定割合で続いています。また現下のインフレ経済下における原材料の高騰、国際状況の不安定化と各国の経済安全保障体制強化による保護貿易化により、原薬をはじめ医薬品原材料などサプライチェーン問題、さらにはジェネリック医薬品企業の再編問題等など、事態はより高度化、複雑化しているのが現状です。 |
| 学会としてもこうした諸課題に対処すべく、発足当初の医師、薬剤師など「ユーザーを中心としたジェネリック医薬品、バイオシミラーの普及啓発を目指す」と言う学会のあり方から、「医薬品の安定供給を始めとする医薬品に係る諸課題に関する政策研究、政策提言と実現の場」へとシフトすることを目指したいと思います。 |
| 研究範囲が大幅に広がることから、これまでの現場の医師、薬剤師に加えて政策立案に携わる有識者や企業関係者にもその門戸を開き、ジェネリック医薬品、バイオシミラーに関連した医薬品全般にわたる政策立案、政策課題解決を目指す学会へ大きく飛躍していきたいと考えます。学会は2026年4月より次世代へ向けて大きくその姿を変えていきます。上記の学会の趣旨に賛同される皆様方のご参加をお待ちしています。 |
一般社団法人 日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会
代表理事 武藤正樹
2026年4月1日 |
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