
関係者各位
平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
コロナ禍で医療リソースの限界が顕在化し、セルフメデイケーションの気運が高まっております。
OTC医薬品は政府が進めるセルフメディケーション政策の中でもその普及推進が課題となっています。
しかし一方、OTC医薬品については、スイッチOTCラグ(スイッチラグ)とともに、その品質不祥事による回収事例、個人輸入医薬品の偽造薬問題も発生しています。
また、OTCデータベースがないことから、医療用医薬品とスイッチOTCの重複投与、併用禁忌の検出もできません。
今後OTCの普及を考える上で、まずはOTC医薬品を知り、OTCの開発、承認、流通、価格、品質問題、政策等に関する現状と課題を明らかにした上で、これまでの日本におけるOTC医薬品に関するエビデンスの集積と、それを基に日本の医療制度に合ったOTC医薬品の活用方法を議論する学術研究の場や政策提言の場が必要と考え、この度2023年11月28日に日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会内にOTC分科会を発足することとなりましたことをご報告申し上げます。
尚、OTC医薬品分科会は、2024年5月25日~26日開催の第18回日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会学術大会内で、正式な発足の発表とシンポジウムを行います事を併せてご報告申し上げます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
◆OTC医薬品分科会委員会メンバー
分科会長:武藤正樹
分科会長代理:岩月進
分科会委員(50音順):池本多賀正、磯部総一郎、折井孝男、川上純一、小山信彌、佐々木忠徳、中村克徳、西澤健司、狭間研至、村田正弘、義若博人、四方田千佳子
本件に関するお問い合わせは以下までお願い申し上げます。
日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会
担当 細川 修平
メール:info@ge-academy.org
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